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女性にモテるレザージャケットに合わせる「ワークブーツ」

前回まではこちらをご覧ください。

女性にモテるレザージャケットの選び方

女性にモテるレザージャケットのデザイン

女性にモテる定番ブランド・流行りブランドのレザージャケット

女性にモテるレザージャケットのインナー

女性にモテるレザージャケットに合わせるパンツ


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今回の記事では、「レザージャケットに合わせる靴」に関して書きたいと思います。

レザージャケットに合わせるパンツ靴はブーツかスニーカーをオススメします。

まずは、ブーツの説明をしていきます。

ブーツにも「ワークブーツ」、「マウンテンブーツ」、「サイドゴアブーツ」、「カントリーブーツ」、「アルチザン系のブーツ」など様々な種類がありますので、まずは、「ワークブーツ」の有名なブランドとモデルを説明していきます。

「ワークブーツ」は元々、労働者の過酷な労働環境での酷使に耐えうる作業用の靴でしたが、現在ではカジュアルファッションに使用されています。

「RED WING」(レッドウィング)

・サイト:http://www.redwingshoes.com/
・価格:約32,000円~

「RED WING」は、チャールズ・ベックマンによって1905年に創立された世界的に有名なワークブーツブランドで、自社でタンナーを所有しています。
調べてもらえば分かりますが、自社でタンナーをもっているシューズブランドは非常に少ないです。
品質の割に価格設定が低めですので、ワークブーツを初めて買うのでしたら絶対に「RED WING」がオススメです。
「RED WING」を初めて買う際に注意して欲しいことが、青山の直営店で試着して欲しいという事です。

その理由は、足囲(足幅だけではなく足の幅と高さを合わせたもの)のサイズ、通称「ワイズ(ウィドゥス)」が通常の店舗では、基本的にDワイズの1種類しか置いてないからです。
青山の直営店でしたらワイズも種類がありますので、ジャストフィットな1足が見つかると思います。

僕も「RED WING」のエンジニアブーツを3足持っていますが、履き始めてから2~3ヵ月は、足の甲付近がめちゃくちゃ痛かった記憶があります。
おそらく、ワイズが小さかったのでしょう。

大事なデート中に足の痛みが気になり、女性との会話に集中出来なければ本末転倒なので気をつけて下さい。

「RED WING」の中でオススメしたいモデルは「ベックマン」というモデルです。
「フェザーストーンレザー」と言う自社タンナーでなめされた、艶感のある特別な革を使用しているのですが、この革は「ベックマン」にしか使われていない革になります。

RED WING SHOES

ちなみに「ベックマン」には、「ラウンドトゥ」と「モック・トゥ」というつま先の形状が違う2種類があるのですが、個人的に「ラウンドトゥ」のほうが圧倒的にカッコイイです。

「WESCO」(ウエスコ)

・サイト:https://www.wescoboots.com/
・価格:約\83,000円~

「WESCO」は、「WEST COAST SHOE COMPANY」の略称で、ジョン・ヘンリー・シューメイカーによって1918年に創立されたワークブーツブランドです。

「WESCO」の靴を2足持っていれば一生靴は必要ないという言葉もあるほど、他の追随を許さない卓越した堅牢さを持ったブーツで、あの有名なシルバーアクセサリブランドの「CHROME HEARTS」(クロムハーツ)ともコラボしています。

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「WESCO」の特徴はカスタムオーダーが可能ということです。
現在「WESCO」が製作している主なモデルは全13種でその中からベースとなる1足を選び、レザーの色やハイトの高さ、トウの形、シャフトの幅、ソール、ライニングの有無、ストラップの有無、ステッチの色、バックルやリング有無、アイレットの色など、様々なカスタムが出来ますので「RED WING」では、なにか物足りないと感じる方や「人と被りたくない方」にオススメします。

ただし、ワークブーツとしては非常に高額な部類だと思うのと、基本的にカスタムオーダーしなくてもオーダー生産となる為、納期が3ヵ月程度かかるのがネックです。

「WESCO」の中で特に人気のモデルは「ザ・ボス」と「ジョブマスター」という、名前からして既にカッコイイ気がする2つのモデルです。

「ザ・ボス」はシューレースのないプルオンタイプのブーツで、俗にエンジニアブーツと呼ばれているものです。
僕の専門学生時代の先生方は、ハーレー(バイク)に乗られる方が多かったのですが、「ザ・ボス」を履かれている方ばかりだった記憶があります。
ちなみにモーターサイクル界では世界最高峰と称されるエンジニアブーツになります。

WESCO

対して「ジョブマスター」はシューレースで調節するタイプのレースアップブーツになり、「WESCO」で最も人気があるモデルです。

WESCO

「ジョブマスター」のほうが「ザ・ボス」よりも、カスタムの種類が豊富で、細いテーパードしたパンツと合わせやすくいです。
街履き(タウンユース)からキャンプなどのアウトドアまで対応出来るので「WESCO」でしたら「ジョブマスター」がオススメです。

「ジョブマスター」をオーダーする際に注意して欲しいのが、ハイト(ブーツの高さ)です。
本国のアメリカで街履き(タウンユース)で使用されることは、ほぼ皆無なのでハイトは、基本は10インチハイトになりますが、日本でファッションとして履くのでしたら、10インチハイトでは、脱ぎ履きがメンドクサイので圧倒的に8インチハイトがオススメです。
逆に6インチハイトですと、脱ぎ履きは簡単でも見た目のバランスが悪くなると思われます。

「WHITE‘S BOOTS」(ホワイツ)

・サイト:http://www.whitesboots.com/
・価格:約\83,000円~

「WHITE‘S BOOTS」は、オット・ホワイトが南北戦争(1861-1865)以前のバージニア州で創立した「キング・オブ・ワークブーツ」や「ワークブーツの王様」とも称されるブランドです。

「WHITE‘S BOOTS」の特徴も「WESCO」同様にカスタムオーダーが可能ということです。
革の種類は、「WESCO」よりも豊富にあり、アメリカシカゴの名門タンナーであるホーウィン社の「クロムエクセルレザー」や「バイソン」「ウォーターバッファロー」、エイゾチックレザーである「オーストリッチ」、「リザード」、「カイマンワニ」、「シャーク」なども選択可能です。

また、「WHITE‘S BOOTS」の特徴といえば「アーチイズ」という、土踏まず部分にレザーシャンク (革のバネ)を内蔵し極端に盛り上がりがあります。

履き始めは、違和感がある人もいるみたいですが、革製のため体温で温まる特性があり、着用する人の足の形に徐々にフィットして長時間の歩行でも足が疲れにくくなります。

元々、重い荷物を運ぶ労働者の足への負担を軽減する為の機能として独自に発明したもので他のワークブーツブランドにはない特性となります。

「WHITE‘S BOOTS」も「WESCO」同様にワークブーツとしては非常に高額な部類だと思うのと、基本的にカスタムオーダーしなくてもオーダー生産となる為、納期が3ヵ月程度かかるのがネックです。

「WHITE‘S BOOTS」の中で特に人気のモデルは「セミドレス」と「スモークジャンパー」という、2つのモデルです。

「セミドレス」は、主にデスクワーカー、軽作業、接客業を営む人のために開発されたモデルで名前の通り、ワークブーツとドレスシューズの中間的位置づけになります。
細身でプレーンなトゥが「武骨」になりがちなワークブーツとは違い洗練された雰囲気があると思います。

WHITE’S BOOTS

対して「スモークジャンパー」は名前の通り、山火事の煙の中にヘリコプターから飛び降りて消火活動を行う森林消防隊の為に開発された為、過酷な使用状況を想定して作られていますので非常に堅牢なブーツです。
「WHITE‘S BOOTS」の中で最も人気のあるモデルです。

WHITE’S BOOTS

ちなみに「スモークジャンパー」には、標準でビブラム社の#100ソールが貼られていますが、これを違うものに変更するカスタムをした場合、名前が「ファーマーランチャー」という何とも言い難いようなビミョーな名前になります。

全く同じ仕様でもソールがビブラム#100ソール(#100Rや#100Fも含む)以外なら「ファーマーランチャー」に名前が変わるなんて、めちゃくちゃ謎ですよね(笑)

「WHITE‘S BOOTS」の中でオススメなのは、「セミドレス」です。
ワークブーツ特有の「武骨」な感じがしないので、綺麗目な服装や細身のパンツにも合わせやすいです。
シングルライダースの中に白いシャツを着て、「セミドレス」を履いていたらかなり良い感じだと思います。
あと、「スモークジャンパー」をオススメしなかった理由は、「WESCO」の「ジョブマスター」と若干被る気がしたので(笑)

結局なところ、「WESCO」と「WHITE‘S BOOTS」はカスタムした方が確実に自分好みの1足が出来上がるので、納期はネックになりますが、カスタムした方が良いです。

カスタムの仕様で「上品」だったり「武骨」になったり本当に全く違うものが出来上がるので、勢いでオーダーするのではなく、様々なカスタム例を見て十分に検討してから、オーダーすることをオススメします。

さて、長くなりましたので今日はこのへんで終わります。


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