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レザーパンツのサイズアップ(ウエストのお直し)案内

「レザーパンツのウエストを伸ばしてください」
「革のパンツのウエストがきついので直せますか?」
「レザーパンツのサイズアップはできますか?」
「革のズボンのサイズ直しをお願いします」

レザーリフォームでは、レザーパンツのサイズアップに関するご相談を多数いただいております。

お気に入りの一着でも、体形の変化などでサイズが合わなくなってしまうと、着られなくなり、いつの間にか箪笥の肥やしになってしまいがちです。特にレザーパンツは、長く愛用してきた思い入れのある一着であるほど、なかなか手放せないものです。

実際にお客様からは、「いつかまた履けるようになるかもしれないと思って保管している」というお話をよく伺いますが、体形が元に戻って再び履けるようになった、というお話はそれほど多くはありません。

「いつか履けるかもしれない」と大切に保管し続けるよりも、今の体形に合わせてリフォームし、また日常で活躍する一着として着ていくという選択もあります。
せっかくのレザーパンツですから、クローゼットの中で眠らせておくのではなく、“今着る服”として楽しんでみませんか。

ここでは、レザーパンツのサイズアップ修理について、実際の方法やポイントなどを詳しくご紹介していきますので、ぜひご参考になさってください。

レザーパンツのサイズアップ(ウエストのお直し)の方法

レザーパンツのサイズアップ修理では、ウエストのお直しをご希望される方がほとんどです。

バランスの問題や着心地の面からウエストのサイズアップは、革の追加することになりますが、当店では、腰まわりに革を追加することで、体形に自然となじむ形でサイズアップを行っています。

また、レザーパンツに限らず、サイズアップのお直しは「仕上がりのイメージがしにくい」修理でもありますが、当店では、これまで多くのお客様のレザーパンツをお直ししてきた実績があり、そこから蓄積されたさまざまなノウハウをもとに作業を行っております。
仕上がりのバランスや見た目にも配慮しながら丁寧に作業いたしますので、お気軽にご相談ください。

サイズアップの寸法を判断

裾が長いといった具体的なお困りごとに比べ、サイズアップに関するお悩みは、一筋縄では解決できないことが少なくありません。

なぜなら、サイズダウンとは異なり、サイズアップは仕上がった状態を事前に確認することができないためです。
また、ウエスト・ヒップ・太ももなど、どこにどれくらいのゆとりを持たせるべきかは、お客様の体形によって大きく異なります。

また、サイズを広げること自体はできても、シルエットや履き心地が不自然になってしまっては意味がありません。

そこで当店では、お客様の体形に合っているパンツを参考としてお持ちいただくことをおすすめしています。
参考用のパンツは必ずしもレザーパンツである必要はなく、普段履いていて「ちょうどよい」と感じているもので構いません。

そのパンツと比較しながら、「ここを何センチほど大きくしたい」「この部分はもう少しゆとりがほしい」といった具体的なご要望をいただくことで、どの部分をどのように調整するべきかがより明確になります。

このように、当店では長年の経験とノウハウを活かし、お客様一人ひとりの体形やパンツのデザインに合わせた最適なサイズアップをご提案しております。

作業箇所を考える

レザーパンツのサイズアップは、主に
①両脇に革を追加する方法
②背中心(後ろの縫い目)に革を追加する方法
③両脇と背中心の両方に追加する方法
の3パターンのいずれかで行います。

アップ幅が比較的大きい場合、両脇だけでサイズを広げてしまうと、ポケットの位置が相対的に中央へ寄って見え、全体のバランスが不自然になることがあります。そのため、サイズアップの幅やパンツのデザインを確認したうえで、最も自然な仕上がりになる方法を検討します。

このように基準となるパンツをもとに調整を行うことで、単にサイズを広げるだけではなく、見た目のバランスや履き心地にも配慮した、完成度の高い修理を実現することができます。

ぴったりの革を選ぶ

サイズアップは、似た革を継ぎ足して縫製する作業となりますので、「革選び」が重要になってきます。

革の性質上、まったく同じ革というものは存在しません。同じ色であっても、光沢やシボ感(革表面の模様や質感)がわずかに異なるだけで、仕上がりの印象は大きく変わります。継ぎ足した部分が目立ち、サイズアップが不自然に見えてしまっては意味がありません。

当店では年間約2,500件もの修理に対応し、さらに革の販売も行っているため、常時数千種類もの皮革を取り扱っています。特に黒の革だけでも数百種類を揃えており、可能な限りお品物に近い革を在庫の中から専門スタッフが選定いたします。さらに、必要に応じて染色の技術も用いながら、できる限り自然に見える仕上がりを目指しています。

レザーパンツのサイズアップの主な修理内容と直し方

  • レザーパンツの裾出しは可能ですか?
    商品のデザインや縫製によります。現物を確認したうえで判断させていただきます。
  • ネットで購入したのですがサイズが小さ過ぎて履けません。サイズアップは可能ですか?
    可能です。ご希望のサイズをお調べいただくか、ぴったりのサイズのパンツをお持ち込みもしくはご発送ください。
  • 股上を詰めて股下を伸ばすことは可能でしょうか?
    股上を詰めるという作業は行っておりません。股下を伸ばす作業に関しては現物を確認したうえで判断させていただきます。
  • サンプルのパンツはデニムでもいいですか?
    問題ありません。デニムパンツに限らず、チノパンなどでも大丈夫です。感の参考として使用しますので、普段ちょうど良く履いているパンツを、商品と一緒にお持ち込みいただくか、ご発送ください。
  • ボタンをずらしてのサイズアップは可能ですか?
    ボタンの位置をずらすことで、多少のサイズアップができる場合があります。ただし、革は布のように大きく伸びる素材ではないため、ボタン移動だけでできるサイズアップには限界があります。そのため、大きなサイズアップには対応できない場合もあり、実際にどの程度可能かはお品物を確認しての判断となります。
  • ウエストのサイズアップ加工の際、裾詰めで余った生地を使用してもらうことは可能ですか?
    可能な場合がありますが、商品のデザインや生地の状態などによっては対応できないこともあります。一度ご相談ください。

レザーパンツのサイズアップのお直し行程

レザーパンツのサイズアップのお直し工程について紹介していきます。

具体的な修理工程を見ていきます。

① 「解体」

まずは、革を継ぎ足すために必要な箇所のパーツを丁寧に外していきます。レザーパンツは、ベルトやベルトループ、裏地など複数のパーツが複雑に組み合わさって作られているため、どこをどのくらい解体するかが仕上がりに影響します。

また、ヴィンテージや長年着用されてきたレザーパンツの場合、革自体が弱っていたり、縫い糸が劣化していることも少なくありません。そのため、ミシンだけでなく専用の工具なども使い分けながら、革を傷めないよう慎重に解体作業を進めていきます。

② 「革の裁断」

次に、サイズアップのために継ぎ足す革を用意します。既存のパンツの革質や厚み、色味にできるだけ近い革を選び、仕上がりが自然になるように素材を見極めます。

そのうえで、サイズアップの幅に合わせて型紙を作成し、バランスを確認してから裁断を行います。ここでの寸法の精度が、そのまま仕上がりのシルエットや履き心地に影響するため、慎重な調整を行いながら作業を進めていきます。

 

③ 「縫製」

裁断した革を、元のパンツに合わせて縫製していきます。
縫製は経験豊富なスタッフが担当し、できる限り元の縫い目のラインや構造を活かしながら仕上げていきます。

ステッチが入っている場合は、可能な限り元の針穴にミシン針を通して縫い直します。
こうすることで、修理後も違和感の少ない自然な仕上がりになります。

革は生地とは異なり、一度開いた針穴を元に戻すことができません。
そのため、一針一針の位置を確認しながら、慎重かつ丁寧に作業を進めていく必要があります。

以上、レザーパンツのサイズアップについてご紹介でした。

レザーリフォームでの修理実績

レザーリフォームでは、これまでに多くのサイズアップ修理を手掛けてきました。
ここでは、過去の修理実績と参考価格をご紹介いたします。ぜひ、ご依頼の際の参考になさってください。

レザーパンツのサイズアップ作業実績

例① クロムハーツ レザーパンツ ウエストのサイズアップ:3万6,300円(税込み)

ご自宅でぴったりサイズのレザーパンツをご試着いただき、そのサイズを基準に、お客様よりメールにてサイズアップの幅をご指示いただいたうえで作業いたしました。
サイズアップは両脇の縫い目から行っております。

また、商品は配送にてお送りいただき、修理を行っております。

例② VANSON レザーパンツ ウエストとヒップのサイズアップ:3万6,300円(税込み)

ご来店いただき、採寸のうえ、アップ幅を決定しました。
サイズアップは両脇の縫い目から行っております。

また、別料金にてパンツのフロントファスナー交換、ネオバボタン交換 1ヵ所(フロントトップ)も行っております。

例③ VANSON レザーパンツ ウエストとヒップのサイズアップ:3万6,300円(税込み)

ご自身で採寸していただき、お電話で打ち合わせのうえサイズを決定いたしました。
サイズアップは両脇と背中心の三方で行っております。

また、商品は配送にてお送りいただき、修理を行っております。

例④ フォースピード レザーパンツ ウエストのサイズアップ:3万6,300円(税込み)

ご来店いただき、採寸のうえ、アップ幅を決定しました。
サイズアップは両脇の縫い目から行っております。

また、別料金にて丈詰めも行っております。

例⑤ レザーパンツ ウエストとヒップのサイズアップ:3万6,300円(税込み)

ご来店いただき、採寸のうえ、アップ幅を決定しました。
サイズアップは両脇の縫い目から行っております。

また、別料金にて丈詰めも行っております。

レザーリフォームでの参考修理料金

 

修理内容 値段
ウエストヒップのサイズアップ 3万6,300円(税込)~
脚幅・股上のサイズアップ(太ももと膝のみ) 1万9,800円(税込)~
丈のサイズアップ 1万1,000円(税込)~
クロムハーツ ボトムのサイズアップ 詳細はこちら