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皮製ブルゾンのフロントファスナー交換、裾直し

K・KIMURAさま(東京都在住)

私は今年70歳になる。

かれこれ20年ほど前、ロンドンへ出張した際に購入した子羊皮のブルゾンを長らく愛用してきた。
ところが、2年ほど前にフロントファスナーが故障してしまった。
以来、自宅のドレスルームに放り込んだまま、いつしか、そのことを忘れてしまった。

この夏、NHKのアーカイブス番組で、ロンドン出張時に宿泊したホテルの映像を目にして、このブルゾンの存在を思い出したわけである。
胸についたシミは、すでに没した愛犬のヨダレ跡で、過ぎ去った遠い昔が、なつかしくよみがえってくる。

私は、このブルゾンを、もう一度、着用しようと思い立ち、ファスナーの修理や交換をしてくれる専門店探しをはじめた。
技術力のある職人にお願いをするという前提を立てていたせいで、なかなか私の目にかなう店が見つからなかった。
そうした中、2ヶ月がたって、やっと出会えてのが、『レザーリフォーム』である。

交換したファスナーと裾直し、自分の目に狂いがなかったことに、いまは満足している。