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財布のボタン修理案内

財布 ボタン修理

「財布のボタン修理の料金を教えてもらえますか?」
「財布のボタンの直し方を知りたいです」
「ヴィトンの財布のボタンが剥げた><」
「財布のボタンがゆるいのですが・・・」

レザーリフォームでは、このように財布のボタン修理や直し方に関するご相談についてもお問い合わせいただいております。
財布のボタンは、財布を使用するうえでは、必ず開けたり閉めたりするパーツなので、それだけ壊れやすいパーツでもあります。
ボタンがゆるい状態になってしまったり、ボタンが取れてしまったり、ボタンが閉まらなくなってしまうことも多いです。
財布のボタンが壊れることで、使うことが出来ないと、せっかくの財布がもったいないですよね。
ここでは財布のボタン修理について、詳しく解説していきたいと思います。

財布のボタンの種類・特徴

財布に使用されているボタンは、ブランドのオリジナルボタンと、汎用品のボタンがあります。

ブランドのオリジナルボタン

ヴィトン、シャネル、グッチなどのブランドのオリジナルボタンは、ボタン自体にロゴが入っており、
一般の修理店では入手が不可能になりますので、似たボタンに交換するという修理店が多いかと思います。
しかし、レザーリフォームでは、ブランドのオリジナルボタン自体を修理することが可能ですので、
ロゴが入っているボタンがそのまま、使えるようになります。

また、クロムハーツやガボールなどのシルバー系のブランドには、シルバーパーツが付いているボタンが使用されておりますが、
元と同じにするためには彫金設備と技術が必要になり、一般の革製品の修理店では作業が困難かと思います。
しかし、レザーリフォームでは、彫金設備と技術も自社で保有しておりますので、元の作業工程をそのまま再現して修理が可能です。

一般に販売されている汎用ボタン

汎用ボタンには、HASI HATOに代表される日本の規格と、Prymに代表される海外の規格があります。

レザーリフォームでは、あらゆる選択肢を排除せず、可能な限り似たボタンをご用意する努力をさせていただいております。

 

そんな財布のボタンに修理が必要になった場合に、どこに相談したら良いのか、どんなことが出来るのかをここでは紹介していきたいと思います。

財布のボタン修理について

財布のボタンの修理方法は大きく分けて2つの方法があります。①正規店(並行店)での修理か、②修理専門店での修理です。
正規店に依頼する場合と、一般の修理業者にする場合とで、メリットとデメリットを比較してみましょう。

①正規店のメリット

まず、正規店に依頼する場合のメリット。

  • 本物であれば修理受付してくれるが、並行輸入品、海外購入品は修理を受付けない場合がある
  • ギャランティ―カードや領収書、購入保証書がないと修理を受け付けない場合がある
  • オリジナルのパーツで修理してもらえるが、修理金額が高額になる場合が多い
  • 見積もりや納期に長く時間がかかる場合が多い

②修理専門店(レザーリフォーム)のメリット

続いて、一般の修理業者に依頼する場合のメリット。

  • 入手ルートに関わらず修理の受付が可能(保証書等も不要です)
  • 純正品、純正パーツは再利用、パーツがない場合には類似のものと交換
  • 修理費用は正規店と比較して安価
  • 見積もりや納期は正規店と比較すると圧倒的に迅速

③まとめ

以上のように、財布のボタン修理については、正規店に依頼する場合と、一般の修理業者にする場合とで、それぞれにメリットがありました。どちらの方法を選択するかは、お客様のご予算やご希望によって異なりますが、正規店でご購入されたものでれば、まずは正規店にご相談してみるのが良いでしょう。

修理代の相場については、正規店と専門店、両方に見積もりを出してもらうのが確実ですが、正規店での修理代金は修理専門店の1.2倍~2倍くらい、基本的には正規店の方が少し高いことが多いです。

なお、正規店であっても、修理専門店であっても、状態によっては修理が不可能な場合はあります。ただ修理可能かどうかの基準は正規店と修理専門店とで異なりますし、修理専門店の中でも変わってきます。正規店に断られてしまった場合でも、修理専門店の場合には修理ができる場合がありますので、幾つかの店舗に相談してみるのをオススメします。

財布のボタンの主な修理内容と直し方

  • 財布のボタンがゆるい
    ボタンのバネ部分が弱っている場合が多いです。ボタン交換によって直すことが可能です。
  • ヴィトン財布のボタンが剥げた
    くるみボタンの表面が剥げた場合、ボタン交換によって新しいパーツで取り付けさせていただきます。
  • 財布のボタンが取れた
    取れたパーツが再利用できる場合はそのまま取り付けさせていただきます。難しいばあは似たボタンに交換させていただきます。
  • ルイ ヴィトンの財布のボタンが閉まらない
    ボタンが閉まらない場合、ボタンが壊れているので、ボタン自体を修理するか、似たものに交換になります。

財布のボタン交換の修理行程

財布のボタン修理の主な修理内容として、クロムハーツのグリーシーウォレットのボタン打ち直しを題材に、修理工程について紹介していきます。

通常のボタン再生修理の作業方法は企業秘密とさせていただいております。

具体的な修理工程を見ていきます。

① ボタンを取り外し

まずはボタンを取り外していきます。

ボタンが止まる仕組みは、金属の塑性を利用したものが主になります。
塑性とは、金属材料が一定以上の力を加えられた時に、変形し、変形した形状をそのまま保つという性質のことです。
ボタンを取り付けた時点で、内部では金属変形が起こっており、
同じボタンを再度打つためには変形した部分を元の状態に戻す必要があります。
そのため、元のボタンを再利用するのは難しいのです。

ボタンは取り外しを前提に取り付けるものではありませんので、簡単に外すことは出来ず、
基本的には破壊して取り外します。

クロムハーツのボタンのようにシルバーパーツが頭に付いている場合は、裏側を破壊してボタンを取り外します。

② ボタンを再度使用できるように加工

外したボタンのシルバーパーツから、ロウ付けされていた足部分を全て削り落として、新しい足を用意します。

新しい足をロウ付けします。

③ 仕上げ

仕上げとして、磨きなおします。

最後に、いぶし加工を行い、パーツとして仕上げます。

④ ボタンを取り付け

財布にボタンを取り付けて、完成です。

以上、財布のボタン修理についてご紹介でした。

レザーリフォームではルイヴィトン、プラダ、gucci(グッチ)、ロエベ、セリーヌ、コーチ、シャネル、バレンシアガ、その他ブランド問わず、財布のボタン修理について、ご相談を承っております。お気軽にご連絡ください。

レザーリフォームでの修理実績

ルイヴィトン 財布のボタン修理

プラダ 財布のボタン修理

gucci(グッチ) 財布のボタン修理

ロエベ 財布のボタン修理

シャネル 財布のボタン修理

バレンシアガ 財布のボタン修理

フェラガモ 財布のボタン修理

クロムハーツ 財布のボタン修理

レザーリフォームでの参考修理料金

修理内容 値段
ボタン再生修理
※ ブランド刻印が無くならないようにボタン自体を修理します
8,800円(税込)
ボタン交換(似たボタンに交換)
※ ブランド刻印が無くなりますが、安価に直ります
4,400円(税込)
クロムハーツ ボタンの打ち直し(モチーフ再利用) 9,900円(税込)