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ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON) 財布 モノグラム ポルト モネ・ビエトレゾー M61730

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ルイヴィトンのL字ファスナーの2つ折り財布です。

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ファスナーを開けると、小銭入れの表面が剥げてます。
今回は、この表面が剥げてしまった小銭入れ部分を、本革に交換です。

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とりあえず、外します。
縫製が特殊で、縫製方法を考えながら、ほどいていきます。
中の構造を想像しながら、戻すときの縫う順番と、使用するミシンも考えながらです。

小銭入れ部分が外れました。

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続いて、外した小銭入れ部を、更に細かいパーツに分解していきます。
ファスナー、中の芯、は再利用です。

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小銭入れのマチ部分、これが結構苦労しました。
外側から見える面は、本革が使用してあり、内側(小銭入れ側)は、合皮が使用されており、かなり強力に接着されています。
写真は、小銭入れ側です。剥げてます。

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慎重に剥がし、なんとか、分離することに成功。
剥がす過程で、合皮側はより剥げてしまいましたが、交換するので問題なしです。

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今回交換するのは、小銭入れ部の内側のみなので、マチ部分と、中の板を覆っている部分です。

こちらの本革を使用します。

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用意した革の厚みを計測すると、約1mmです。
合皮部分を本革に交換するのですが、合皮はかなり薄いので、可能な限り用意した本革を薄くします。

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左側の革が漉く前の革です。右側が漉いた後です。床面の雰囲気が全然違います。
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約0.35mmまで漉きました。
これ以上薄くすると強度が無くなりそうなので、この厚みでいきます。

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合皮部分を型紙として、本革を全く同じ形に裁断していきます。

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小銭入れ部分

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マチ部分。小銭入れ側に本革を貼りました。見違えるように綺麗です。

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交換したら、元通りになるように、クセを付けます。

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続いて、縫製していきます。

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既に針孔が空いている部分は可能な限り合わせます。
1mmズレるだけで、かなり目立つので、慎重に縫製していきます。

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小銭入れ部分を本体側に縫製していきます。

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縫製は終了です。
内部の縫製は大体ミシンでやりました。
外周の縫製は裏側も完璧に合わせるために手縫いです。

続いて、コバの処理です。
分解したときに、コバが剥がれるので、分解前と同様の状態になるようにしなければなりません。
色を調合し、樹脂を混ぜて、違和感の無いように処理していきます。
上の写真が作業前、下の写真が作業後です。

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終了です。構造が複雑で、結構大変でした。

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