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革上着 腋下が破れました

K・Aさま(福岡県 在住)

この度は有難うございます。
一昨年の夏、主人が左脳梗塞を発症し、右完全麻痺になりました。
思い出の旅行で購入したリバーシブルのジャケットを、車椅子介助中に、服を持って引っ張ったのでしょね、破ってしまいました。
破れた時は簡単にリフォーム出来ると思っていましたが、何処を廻っても断られ、やっとインターネットで貴社を探し問い合わせました。
柔らかい革質で、おまけにリバーシブルであった為、素人目からして難しいリフォームである事は判りました。
継接ぎ状態でも着たい!との思いから問い合わせましたので、実は仕上がりの精度には拘っておりませんでした。(職人の方からしたら失礼な考え申し訳ございません)
しかし、本日戻ってきたジャケットを見て驚きました。
一瞬、破れた処が判らなかったのです。
メガネをかけてじっくり点検するように見て、やっとリフォーム部分が判りました。
本当に感心した時は言葉が出ないのですね。はぁ~、ほぉ~と出た言葉は二つだけでした。
職人の技って凄いですね。
技術の素晴らしさを実感しております。(勝手ながら、この値段は安すぎると心配してしまいました)

主人はこのジャケットを着ているとカッコイイと声をかけられ御満悦のようです、また旅行に行けますように…と、リハビリ頑張れます。
介護する私の心の励みにもなっておりましたので、破った時は落胆致しましたが、本当に感謝致します。
有難う御座いました。