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革ジャンのファスナー修理案内

革ジャン ファスナー 修理

「schottライダースのファスナーは修理できる?」
「ライダースのファスナーをゴールドに変更したいんだけど・・・」
「バイクで転んでライダースの袖ファスナーが壊れました」
「666 ライダースのファスナー修理を頼みたいです」

レザーリフォームでは、このように革ジャン、レザージャケット、ライダースジャケットのファスナー(ジッパー)修理や直し方に関するご相談についてもお問い合わせいただいております。
ファスナーは、ジャケットを着用する上では必ず動かす部分なので、それだけ壊れやすいパーツでもあります。
3年以上使用している場合は不具合が出て来る可能性があります。
ここでは革ジャンのファスナー(ジッパー)修理について、詳しく解説していきたいと思います。

レザージャケットのファスナー(ジッパー)の種類・特徴

まず、ファスナーとジッパーは、同じものを指します。
ファスナーは、英語で「fastener」(留め具)を意味する言葉から来ています。一方、ジッパーは、1921年にアメリカのメーカーが命名した元登録商標です。
日本では、1927年に尾道で「巾着 (きんちゃく)」からもじって、ファスナーを「チャック印」として販売したところ評判になり、「チャック」という名前が定着しました。

ファスナーがライダースジャケットに使用されている個所は、主に3ヵ所で「フロントファスナー」「袖先ファスナー」「ポケットファスナー」になります。

フロントファスナー

フロントファスナーは、ジャケットの中心に付いており、革ジャンを脱ぎ着する上で必ず使用する部分です。
フロントファスナーに使われるファスナーとしては、ダブルファスナーとシングルファスナーがありますが、ダブルファスナーは着用後に下から開けることが出来るファスナーのことになります。
壊れやすさはダブルファスナーの方が壊れやすいです。

袖先ファスナー

袖先ファスナーは、レザージャケットの袖口に付いており、開閉することで袖口幅の調整が可能となります。
バイクに乗る際に風が入らないように閉めますが、デザインとして付いている場合もあります。
使用されているファスナーの種類としては、止ファスナーになります。

ポケットファスナー

ポケットファスナーは、ポケットに付いているファスナーになります。ポケット口にファスナーのみが付いている仕様と、片玉縁、両玉縁、の場合もあります。
使用されているファスナーの種類としては、袖先ファスナーと同様、止ファスナーになります。

そんな革ジャンのファスナー(ジッパー)に修理が必要になった場合に、どこに相談したら良いのか、どんなことが出来るのかをここでは紹介していきたいと思います。

レザージャケットのファスナーの修理について

ライダースジャケットのファスナーの修理方法は大きく分けて2つの方法があります。①正規店(並行店)での修理か、②修理専門店での修理です。
正規店に依頼する場合と、一般の修理業者にする場合とで、メリットとデメリットを比較してみましょう。

①正規店のメリット

まず、正規店に依頼する場合のメリット。

  • 本物であれば修理受付してくれるが、並行輸入品、海外購入品はブランドによっては修理を受付けない場合がある
  • ハイブランドなどは、ギャランティ―カードや領収書、購入保証書がないと修理を受け付けない場合がある
  • オリジナルのパーツで修理してもらえるが、修理金額が高額になる場合が多い
  • 見積もりや納期に長く時間がかかる場合が多い

②修理専門店(レザーリフォーム)のメリット

続いて、一般の修理業者に依頼する場合のメリット。

  • 入手ルートに関わらず修理の受付が可能(保証書等も不要です)
  • 純正品、純正パーツは再利用、パーツがない場合には類似のものと交換
  • 修理費用は正規店と比較して安価
  • 見積もりや納期は正規店と比較すると圧倒的に迅速

③まとめ

以上のように、革ジャンのファスナーの修理については、正規店に依頼する場合と、一般の修理業者にする場合とで、それぞれにメリットがありました。どちらの方法を選択するかは、お客様のご予算やご希望によって異なりますが、正規店でご購入されたものでれば、まずは正規店にご相談してみるのが良いでしょう。

修理代の相場については、正規店と専門店、両方に見積もりを出してもらうのが確実ですが、正規店での修理代金は修理専門店の1.2倍~2倍くらい、基本的には正規店の方が少し高いことが多いです。

なお、正規店であっても、修理専門店であっても、状態によっては修理が不可能な場合はあります。ただ修理可能かどうかの基準は正規店と修理専門店とで異なりますし、修理専門店の中でも変わってきます。正規店に断られてしまった場合でも、修理専門店の場合には修理ができる場合がありますので、幾つかの店舗に相談してみるのをオススメします。

レザージャケットのファスナーの主な修理内容と直し方

  • 革ジャンのファスナーが閉まらない、壊れた
    ファスナーを交換することによって直すことが出来ます。
  • ファスナーの滑りが悪い、固い、引っかかる
    ファスナーの滑りが悪い原因はいくつか考えられますが、ファスナー交換で直ることがほとんどです。
  • ファスナーの引手が取れた
    革の引手の場合、新しく作成取り付けを行うことが出来ます。金属の引手の場合は似たものに交換します。
  • ファスナーを修理して欲しい
    ファスナーは消耗品でファスナー自体を修理することは基本的にやっておりませんので、新しいファスナーに交換で作業させていただきます。

ライダースジャケットのフロントファスナー交換の修理行程

ライダースジャケットのファスナーの主な修理内容として、フロントファスナー交換を題材に、修理工程について紹介していきます。
新しいファスナーは、なるべく現状に近いものをご用意して交換していきます。

具体的な修理工程を見ていきます。

① 「解体」

まずはフロントファスナーを外していきます。ボロボロになっている場所もありますので、破れたりしないように慎重に外していきます。

② ファスナーを取り外し、新しいファスナーを用意します

元のファスナーを取り外したら、新しいファスナーの長さを調整し、必要に応じて上止め、を取り付けて、準備します。
ファスナーの長さの調整は、ムシと呼ばれる金属を一つ一つ外す必要があるため、簡単そうに見えて技術が要ります。

③ 貼り込み、縫製

新しいファスナーを、本体に貼り込んでいきます。
ファスナーテープの出ている幅と、最終的な見た目が決まる重要な作業です。
貼り込みの段階でズレてしまうと縫製もズレてしまい、後々の工程に大きな影響を与えるので、熟練した職人の技術が求められます。

貼り込みを終えた品物を、ミシンで縫製していきます。
元の縫い目を拾いながら一針ずつ丁寧に縫製していきます。細かい技術と注意を要する手作業です。
熟練した職人が、数ミリ単位の細かな変化を見極めながら、長年の知識と技術で革ジャンを仕上げていきます。この作業もまた、レザージャケットの快適性や耐久性に大きく影響する非常に重要な工程の一つです。

以上、ライダースジャケットのファスナー交換についてご紹介でした。

レザーリフォームでは666、ショット、バンソン、ラルフローレン、サンローラン、マルジェラ、バックラッシュ、エンメティ、クロムハーツ、、その他ブランド問わず、ファスナー修理について、ご相談を承っております。お気軽にご連絡ください。

レザーリフォームで選べるファスナー

レザーリフォームでは、新しいファスナーとして、次のファスナーが選べますので、お気軽にお問い合わせください。

  • YKK スタンダード
  • YKK エクセラ
  • WALDES(ウォルディス)
  • TALON(タロン)※ファスナー代 1万1,000円~
  • CLIX(クリックス)※ファスナー代 1万1,000円~
  • RIRI(リリ)※ファスナー代 2万5,000円~
  • RACCAGNI(ラッカーニ)※ファスナー代 1万8,000円~

レザーリフォームでの修理実績

ショット 革ジャン、ライダースのファスナー修理

 

666 革ジャン、ライダースのファスナー修理

バンソン ライダースのファスナー修理

 

マルジェラ ライダースのファスナー修理

バックラッシュ ライダースのファスナー修理

 

クロムハーツ ライダースのファスナー修理

 

ルイスレザー ライダースのファスナー修理

 

 

 

 

 

 

ラングリッツ レザージャケットのファスナー修理

 

BUCO レザージャケットのファスナー修理

 

エアロレザー レザージャケットのファスナー修理

 

 

 

レザーリフォームでの参考修理料金

修理内容 値段
フロントファスナー交換 1万4,300円(税込・YKK代込)
袖先ファスナー交換 1ヵ所 8,800円(税込・YKK代込)
ポケットファスナー交換 1ヵ所 8,800円(税込・YKK代込)
TALON(タロン)
CLIX(クリックス)
RIRI(リリ)
RACCAGNI(ラッカーニ)
別途ファスナー代がかかりますので、お問い合わせください。