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【亀革編】 エキズチックレザーとは?種類のまとめ

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「亀革」は、一般的に「タートルレザー」と呼ばれていて、その外見は、高級皮革である「ワニ革」とどことなく似ていて独特で個性的な模様になります。
しかし、模様が「ワニ革」のように揃ってはなくてアンバランスで「ワニ革」の型押しのように人工的には作り出せない個体差が魅力の革になります。

「亀革」というと、甲羅の部分を加工していると思われるのですが、実際には甲羅の中の胴体部分や足の部分になります。
また、亀の中のウミガメという、メスの産卵時以外は陸上に上がらず、基本的に海中に生息している種類のもののみが皮革として利用されていました。

そのウミガメの中でも「アカウミガメ」と「アオウミガメ」という2種類が主にメキシコから輸入されていましたが、現在は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」、通称「ワシントン条約」により原国際間の取引は全面禁止されています。
さらに、1993年の「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」、通称「野生動植物保存法」または「種の保存法」で国内でも新たにウミガメを捕獲することや所持・流通(生きた個体のほか、全体の剥製、標本、器官およびその加工品まで含みます)させることが出来なくなりました。

現在、新たに「亀革」を作ることは不可能ですので、市場に流通している「亀革」は、既にバッグやベルトといった製品になったものか、そのハギレ(革を裁断したあとの残りや半端な革切れのことです)、あるいは20年以上前のデッドストック(売れ残り品、長期間倉庫に置かれていた商品を指します)になり、大変希少な革になります。

「亀革」が流通していた時、「亀革」は縁起の良い物として人気のある革でした。
「アカウミガメ」の革は、「アカウミガメ」が長寿の象徴、卵を多く産むため子宝の象徴としても信仰されている地域もある為、特に人気で印鑑ケースやお財布、小銭入れに使用されていました。
ちなみに「アカウミガメ」は、童話「浦島太郎」に出てくる、浦島太郎を乙姫のいる竜宮城まで連れて行った亀のモデルとして有名です。

亀革